umiere-cielのブログ

その時の気持ちで書きます。
不定期更新

悲しさは消えない…

一ヶ月少し前、父が亡くなりました。


肺ガンを患っておりましたが、

最近は新薬の抗がん剤が効き、レントゲンでもほとんど確認出来なくなる大きさまで良くなっていました。


ただ、酸素を吸わないと息苦しいのは続いていましたが、すごく元気でした。


なので、私を含め、身内はみんな安心していたのだと思います。


この頃ちょっと、少し動いただけで息苦しそうだな

と思っていた矢先


母から会社に電話があり、

父がしんどそうだから救急車を呼ぶとのこと…

でも、命に関わるかとか、そんな事は考えてなかったんです。


仕事を早退したほうがいいのか、様子を聞こうと母にもう一度電話した時、

かなり危ない状態だと言われたと


すぐに仕事を早退し、病院に向かいました。


病院に向かう途中でも電話をかけたら母は、

「もうだめだって…今、心臓マッサージしてくれているけど…」とのこと


そんなこと言われてもなお、信じられなくて、ただただ急いでた。


幸い、会社から病院までは10分くらいの距離だったのですが、病院に着いた時、

救急の処置室の前にいた母が、私を見て首を振りました。


「うそ」


そうこうしてるうちに妹が着き、

そこでやっと先生に呼ばれ、

入って行った部屋に横たわる父と対面。


妹と、父にすがり、戻ってきて!!って

叫び泣いていたのは覚えています。


誰も、最期を看取れませんでした。


母でさえ、心臓が止まる時は、救急処置室の外だったのです…


そこからはよく覚えていません。


悲しむ間も無く、父をどこに運ぶのか、

すぐに葬儀屋さんを探したり、やる事は山積みでした。


お通夜も、お葬式も

久しぶりに集まった親戚と賑やかで、楽しいものになりました。


元々、明るい一族だったのもあり、みんなもきっと、父が亡くなったことをまだ受け入れられていないから、

あんなに笑えたんだろうと今となっては思います。


亡くなって一ヶ月少し経ちますが

まだ、私は父の死を受け入れられていないようです。


最近、一人になると、とんでもない脱力感や、父のこと思い出し、泣けたりします。

自分の趣味に打ち込む元気もなく、やらなければいけない事も、手がつけられません。


人前では元気に振舞ってしまうのが性分ですし、友達と話してても楽しいのは嘘ではないのですが、


一人になると、どうも力が出ません。


病んでしまったのか?と

思い、色々調べて見ましたが、

親を亡くした人は、そうなる人が多いみたいでしたので、少し安心しました。


時が解決してくれると思っていますが

いつになる事やら…